10時4分時点の日経平均は253円高の3万8,639円、TOPIXは5ポイント安の2,725ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は513、下落銘柄数は1,086。出来高は7億7,855万株、売買代金は1兆7,343億円。
日経平均は取引開始早々に付けた511円高の3万8,897円を高値に上げ幅を縮めた。
プライム市場全体では下落銘柄数の方が多く、TOPIXは小幅安となった。
東京エレクトロンやディスコなどの半導体関連が買われているが、やや上げ幅を縮めた。
リクルート(6098)は、戦略的買収や株主還元によりネットキャッシュを24年3月期末1兆1,354億円から26年3月期には6,000億円まで圧縮する方針が示されたことで買われた。
一方、日米金利差の縮小観測を背景に円買い・ドル売りとなったため、自動車株と海運株が安い。
日本製紙や東邦亜鉛、住友化学など素材産業も下落している。
業種別上昇率上位はサービス、電機、その他製品、精密、証券で、下落率上位は紙パルプ、銀行、鉄鋼、輸送用機器、海運。(W)