TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 伸び悩み。メガバンクと電力は高いが、半導体関連は売られ、さくらインターネットと三井不動産はもみ合いに
速報・市況2024年4月22日

☆[概況/10時] 伸び悩み。メガバンクと電力は高いが、半導体関連は売られ、さくらインターネットと三井不動産はもみ合いに

10時1分時点の日経平均は81円高の3万7,152円、TOPIXは26ポイント高の2,652ポイント。
日経平均は一時443円高の3万7,511円まで上昇したが、その後は上げ幅を縮め、寄り付きの水準を下回った。
植田日銀総裁が19日の講演で、基調的に物価が上昇し続ければ「(追加で)金利を引き上げる可能性が非常に高い」との考えを改めて示したことを受けて、三菱UFJなどのメガバンクが買われた。
データセンター向けに電力需要が増加するため、関西電力(9503)など電力株も物色されている。
共英製鋼は業績予想と配当予想を上方修正したことで買われた。
反面、東京エレクトロンなどの半導体関連は売られた。
先週末の米国でアームが大幅安となったため、ソフトバンクグループも安い。
経産省からAI開発用のデータセンターの整備で補助金を受けるさくらインターネットは伸び悩んだ。
三井不動産がもみ合いとなった。

業種別上昇率上位は電力ガス、陸運、空運、鉄鋼、サービスで、下落は鉱業、機械、石油、電機。(W)

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