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速報・市況2025年5月12日

☆[概況/10時] 伸び悩み。医薬品は米大統領令意向で下落

10時8分時点の日経平均は114円高の3万7,618円、TOPIXは5ポイント高の2,738ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,017、下落銘柄数は552。出来高は6億4,958万株、売買代金は1兆3,977億円。
日経平均は伸び悩んだ。
トランプ大統領が米国の処方薬価格について、世界で最も薬価が安い国と同じ水準に引き下げることを義務づける大統領令に署名する意向を表明し、薬価は30%~80%下がる可能性があると指摘した。
これを受けて、武田薬品や第一三共、中外製薬(4519)、大塚HDなどが売られた。
DeNAは第4四半期の営業利益がアナリスト予想を下回ったため大幅安。
一方、川崎重工は買われ、他の防衛関連が小幅高となった。
SMBC日興証券では川崎重工について、2026年3月期計画は整理しづらい、故に株価上昇へのカタリストは豊富と解説した。
イビデンは好調を継続。

業種別上昇率上位は倉庫運輸、石油、海運、鉱業、証券で、下落率上位は医薬品、鉄鋼、サービス、食品、水産農林。(W)

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