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速報・市況2022年12月30日

☆[概況/10時] 伸び悩み。大納会は6年連続で下落を意識

10時2分時点の日経平均は94円安の2万6,187円、TOPIXは5ポイント高の1,901ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,321、下落銘柄数は406。出来高は2億6,733万株、売買代金は6,579億円。
大納会の日経平均は2016年から2021年まで6年連続で下落しているため、今年も正月休み中の海外の波乱が警戒され、様子見姿勢から上げ幅を縮めているが、下落を免れれば、国内経済活動やインバウンドの再開に対する期待がこれまでと異なるという見方が意識されそうだ。
川崎汽船が反発し、業績上方修正のアダストリアは大幅高。
エムスリーが反発し、ペプチドリームやLITALICOが高い。
反面、ウォール・ストリート・ジャーナルに、パソコンやスマホの低迷で半導体不足が一転、供給過剰に陥っていると報じられたため、レーザーテック(6920)は反落した。
ファーストリテイリングが伸び悩み、メガバンクがもみ合いとなり、東京電力が安い。

業種別上昇率上位は海運、ガラス土石、精密、空運、保険で、下落は鉱業、水産農林、石油、食品、電力ガス。(W)

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