10時0分時点の日経平均は537円安の2万8,962円、TOPIXは29ポイント安の1,995ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は1,880。出来高は2億6,623万株、売買代金は5,547億円。
日経平均は下げ幅を拡大。
ウォール・ストリート・ジャーナルが、南アフリカで変異株が急拡大しており、相当な数の変異を重ねているため感染力が強く、ワクチンによる免疫反応の一部をすり抜ける可能性があると報じたことが警戒された。
レーザーテックやソフトバンクグループ、日本郵船が売られ、HISの下げが目立つ。感染再拡大だと世界経済に悪影響を及ぼすという不安から機械や鉄鋼、非鉄といった景気敏感株が安い。
その他、DeNAが年初来安値となり、日本製紙(3863)は最安値を更新。
一方、住友大阪セメントは自社株買いの発表に加えて、大和証券がレーティングを「3」→「2」に引き上げたことも追い風となった。
業種別下落率上位は海運、空運、機械、鉄鋼、非鉄で、上昇業種はなし。(W)