TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 小幅安。川重やソニーGが売られ、良品計画は買われた
速報・市況2025年5月7日

☆[概況/10時] 小幅安。川重やソニーGが売られ、良品計画は買われた

10時8分時点の日経平均は81円安の3万6,749円、TOPIXは0.3ポイント安の2,687ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は819、下落銘柄数は757。出来高は6億5,410万株、売買代金は1兆4,818億円。
米国のFOMCの結果が日本時間8日午前3時に公表され、パウエルFRB議長の会見が同3時30分から行われる。
様子見姿勢から日経平均は小幅安となっている。
大和証券ではFOMCについて、政策金利を据え置き、パウエルFRB議長は、FOMCは政策変更を行う前に、より明確な状況が明らかになるまで「待つことができる」というメッセージを繰り返すと予想されると解説した。
3月会合でリスクバランスに追加された「経済見通しに対する不確実性が高まっている」との文言に関しては、4月2日の相互関税以降の更なる不確実性の高まりを踏まえ、表現の変更の有無が注目されると指摘した。

川崎重工が続落となり、ソニーグループが売られた。
第一三共や武田薬品が安い。
一方、フジクラと東京エレクトロン、日立が買われた。
良品計画(7453)は4月直営既存店+オンラインストアの売上高が前年同月比9.8%増で、15カ月連続で前年を上回ったことで上昇した。
商社株はバークシャーによる長期保有が好感され、JR西日本は株主還元が歓迎された。

業種別下落率上位は医薬品、輸送用機器、鉱業、電力ガス、精密で、上昇率上位は空運、保険、卸売、小売、不動産。(W)

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