TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 政府が東京五輪中止観測報道で下落。マネックスの下げが目立つ。資生堂は日用品事業売却方向と報じられ上昇した
速報・市況2021年1月22日

☆[概況/10時] 政府が東京五輪中止観測報道で下落。マネックスの下げが目立つ。資生堂は日用品事業売却方向と報じられ上昇した

10時0分時点の日経平均は28,613.36円の143.50円安、TOPIXは1,853.88ポイントの6.76ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は651、値下がり銘柄数は1,411。出来高は4億1,579万株、売買代金は8,192億円。
英紙タイムズが、日本政府は新型コロナウイルスの感染で東京五輪を中止せざるを得ないと内々に結論づけ、2032年の東京五輪開催を目指すと報じたため、日経平均は朝方、28,527円(229円安)まで売られた。
ソフトバンクグループやソニー、東京エレクトロン、東京海上が売られ、マネックスの下げが目立つ。
丹青社と乃村工芸は三菱UFJモルガン・スタンレー証券による投資判断引き下げが響いた。
一方、資生堂(4911)はドラッグストアやスーパーなどの量販店向けに展開する低価格帯のヘアケアやスキンケア、ボディーケア製品などの日用品事業を、欧州系大手投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズに売却する方向で、売却価格は1,500億円~2,000億円の見込みとブルームバーグが報じたため、上昇した。
レーザーテックが反発し、三菱ケミカルや住友鉱山、東京電力が高い。
業種別下落率上位は保険、鉱業、鉄鋼、証券、陸運で、上昇率上位は石油、海運、ゴム、化学、建設。

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