10時8分時点の日経平均は663円高の3万8,309円、TOPIXは36ポイント高の2,779ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は833、下落銘柄数は740。出来高は8億2,211万株、売買代金は1兆9,806億円。
日経平均は一時849円高の3万8,494円となったが、円相場が1ドル=148円48銭から147円台後半となり、円安進行に歯止めがかかったことを受けて、やや上げ幅を縮めた。
加藤財務相がベッセント米財務長官と5月20日から22日に開催されるG7財務相・中央銀行総裁会議の場で為替協議を検討していると発言した。
市場では、トランプ政権は米国の貿易赤字を問題視しているために、ドル安による輸出振興を図ろうとしているという見方が意識された。
ディスコや東京エレクトロンが買われ、三菱UFJや三井住友は決算発表を控えているため、自社株買いの発表が期待された。
本日決算発表を行う住友ファーマが大幅高。
楽天銀行(5838)は決算が計画を上回りストップ高となった。
三菱重工は一服し、ニトリが売られた。
シャープは今期の減益予想で大幅安。
業種別上昇率上位は海運、銀行、医薬品、その他製品、輸送用機器で、下落率上位は水産農林、石油、紙パルプ、不動産、電力ガス。(W)