10時6分時点の日経平均は636円高の4万783円、TOPIXは22ポイント高の2,863ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,219、下落銘柄数は324。出来高は5億6,103万株、売買代金は1兆5,399億円。
日経平均は寄り後も上げ幅を拡大した。
アドバンテストや東京エレクトロン、バンダイナムコ、メルカリが上げ幅を広げた。
中国の税関当局は6月29日夜、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出に伴い停止していた日本産水産物の輸入を即時に再開すると発表した。2023年8月の全面禁輸措置を撤廃した。約1年10カ月ぶりの輸入解禁となる。これを受けて、極洋(1301)は最高値を更新した。
一方、トランプ米大統領は29日放送のFOXニュースのインタビューで、日本との自動車貿易に改めて不満を表明したため、ホンダやSUBARU、マツダといった自動車株は売られた。
業種別上昇率上位は精密、情報通信、ノンバンク、機械、その他製品で、下落は輸送用機器、海運、空運、銀行。(W)