10時10分時点の日経平均は855円高の4万2,689円、TOPIXは35ポイント高の3,059ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は791、下落銘柄数は767。出来高は8億8,098万株、売買代金は2兆1,996億円。
日経平均は昨年7月11日に付けた最高値(取引時間中4万2,426円、終値4万2,224円)を上回った。
自民党総裁選が実施されると各候補から積極財政がアピールされ、株高傾向になることが期待されている。
ソフトバンクグループやアドバンテストが買われ、サンリオは業績予想と配当予想の上方修正で大幅高。
ホスピスの「医心館」を運営しているアンビスHD(7071)は3月に併設の訪問看護ステーションが不正に診療報酬を請求していたと報じられたが、弁護士や会計士など専門家による特別調査委員会から組織的な不正および不正請求の実態がないことが事実認定されたためストップ高買い気配となっている。
外食産業のゼンショーは第1四半期が営業減益だったが、急反発した。
オリンパスは第1四半期決算が営業減益で下落した。

業種別上昇率上位は鉱業、銀行、非鉄、証券、情報通信で、下落率上位はその他製品、陸運、水産農林、倉庫運輸、石油。（W)