10時2分時点の日経平均は108円高の3万8,320円、TOPIXは1ポイント安の2,784ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,042、下落銘柄数は520。出来高は4億6,713万株、売買代金は1兆2,218億円。
米中閣僚級会議を受けて、米国商務長官が中国レアアース規制は解決されるだろうとの見通しを語ったことで、日経平均は朝方318円高の3万8,529円となったが、買い一巡後は伸び悩んだ。
レアアース規制の解除の行方が見守られていることや、日経平均は4月7日の3万1,136円から2割以上の上昇となったため一旦利益確保の動きが出ているようだ。
アドバンテストは上昇しているものの寄り付きの株価を下回った。
三越伊勢丹は大和証券がレーティングを「2」→「1」に引き上げたことが好感された。
エア・ウォーターは中期経営計画を発表したことで買われた。
日野自動車(7205)は大幅安。第3者割当増資により77.7％の株式の希薄化が生じる予定が嫌気された。

業種別上昇率上位は紙パルプ、化学、サービス、精密、ゴムで、下落率上位はその他製品、保険、非鉄、海運、証券。（W)