TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] 高寄り後、上げ幅を縮めた。防衛関連は4日続伸。電線株も高いが、電力株は安い
速報・市況2024年12月5日

☆[概況/10時] 高寄り後、上げ幅を縮めた。防衛関連は4日続伸。電線株も高いが、電力株は安い

10時6分時点の日経平均は194円高の3万9,471円、TOPIXは5ポイント高の2,745ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は984、下落銘柄数は594。出来高は6億4,181万株、売買代金は1兆2,935億円。
日経平均は高寄りした後、上げ幅を縮めた。
6日に米国雇用統計の発表を控えているため、買い進みにくい模様。
三菱重工などの防衛関連は4日続伸。
米国で半導体メーカーのマーベル・テクノロジーは、データセンター向けが第3四半期に前年同期比98%増だったため、データセンター向けの需要が旺盛という見方からフジクラなどの光ファイバー関連が物色されている。
第一生命はBofA証券が投資判断を引き上げた。
デンマーク製薬大手ノボノルディスクのインド部門は、ライバルの米イーライリリーに遅れを取らないように、インドで肥満症治療薬を早期に発売するよう本社に要望したことを受けて、肥満症治療薬の製造で使用される精製用シリカゲルを手掛けている大阪ソーダ(4046)は大幅高となった。
反面、電力株が売られた。政府・与党は第7次エネルギー基本計画で、自民党と経済産業省は原子力の積極活用を目指しているが、公明党は慎重姿勢なことが気掛かり要因となっている。
その他、海運株が安い。

業種別上昇率上位は非鉄、サービス、保険、証券、建設で、下落率上位は電力ガス、海運、繊維、医薬品、陸運。(W)

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