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速報・市況2024年4月25日

☆[概況/10時] 1ドル=155円台の円安でマイナス面を警戒

10時1分時点の日経平均は444円安の3万8,015円、TOPIXは23ポイント安の2,687ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は426、下落銘柄数は1,152。出来高は4億9,492万株、売買代金は1兆2,283億円。
1ドル=155円台の円安で輸入インフレ増大や為替介入が警戒され、今日と明日開催される日銀金融政策決定会合でも利上げが急がれるのではないかという見方から、日経平均は大幅反落となった。
円安は輸出企業の業績にはポジティブだが、海外投資家は円安進行によるドル建て株価の下落を懸念しており需給面ではマイナスとなるリスクがある。
レーザーテックなどの半導体関連と東京電力が売られ、決算発表を受けてキヤノンが安い。
三越伊勢丹(3099)やJフロントリテイリングも下落。
一方、ニデックが買われた。決算説明会に参加した野村証券は「復活の兆し」と報告した。EV一辺倒の成長戦略から世界最大のモータメーカーとして高いキャッシュフロー創出力に裏付けされたバランスの取れた成長を目指す戦略にシフトしたと受け止めたと解説。

業種別下落率上位は鉱業、保険、輸送用機器、ノンバンク、証券で、上昇業種はなし。(W)

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