10時14分時点の日経平均は319円安の3万9,528円、TOPIXは21ポイント安の2,751ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は549、下落銘柄数は1,030。出来高は8億8,428万株、売買代金は1兆9,057億円。
日経平均は反落し、3万9,500円割れとなった。
前日までの4日続伸で757円高となっていたため、半分ほどを吐き出した格好。
三菱重工やソニーグループ、東京エレクトロン、リクルートが売られ、今期営業減益予想と株主優待制度の廃止のくら寿司は続落。
鎌倉新書(6184)は第3四半期決算を発表し株価が大幅安。みずほ証券では通期予想を下ぶれの可能性があると指摘した。
中国は9日に米エヌビディアを独禁法違反の疑いで調査を始めたと発表した。エヌビディアがイスラエルのデータセンター向けインターコネクト企業のメラノックステクノロジーズを買収を発表した時に、中国政府はエヌビディアに対して中国企業を差別しないことを条件に2020年に合併を承認した。
独禁法調査は、米国政府による対中半導体輸出規制に対する、中国政府からの対抗措置と見られている。
だが、エヌビディアが12日に、中国国内の顧客に対して引き続き商品とサービスを提供していくと表明したため、検査装置のアドバンテストは恩恵を受けるとの見方で逆行高となっている。
業種別下落率上位は医薬品、サービス、ノンバンク、機械、化学で、上昇は紙パルプ、電力ガス、不動産、海運。(W)