10時7分時点の日経平均は317円安の3万7,868円、TOPIXは35ポイント安の2,737ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は219、下落銘柄数は1,381。出来高は6億8,216万株、売買代金は1兆6,720億円。
前日まで13連騰していたTOPIXが反落となり、日経平均は5日ぶりに反落した。
ウォールストリートジャーナルでは、リセッションの可能性は低下したと言えようが、高関税が既に経済に悪影響を与えているかどうかを精査しなければならない。何人かのエコノミストは最近の貿易戦争と、悪影響がなくなるまで数年かかったコロナ期と比較している。関税の経済的コストはこれから出てこようと伝えた。
川崎重工やソニーグループ、トヨタ、古河電工が反落した。
ホンダは今期の減益予想で売られた。
ロート製薬は今期の予想が微増益で安い。
一方、ディスコ、フジクラ、アドバンテストは買われた。
ネクソン(3659)は第1四半期決算を受けて大幅高。SMBC日興証券では、楽観視は出来ないものの、韓国における「メイプルストーリー」の売上回復、中国の「ダンジョン&ファイター」DAU改善傾向など明るい兆しも見え始めたと解説した。
業種別下落率上位は輸送用機器、石油、不動産、精密、食品で、上昇は銀行、空運、鉱業。(W)