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速報・市況2024年5月24日

☆[概況/2時] エヌビディアと他の半導体企業を同列に買うわけにはいかないという見方も

2時9分時点の日経平均は369円安の3万8,733円、TOPIXは6ポイント安の2,748ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は715、下落銘柄数は867。出来高は9億9,709万株、売買代金は2兆8,055億円。
エヌビディアのGPUは割高だが、サウジアラビアやUAEなどの産油国が巨大デンターセンターを作るために注文しているという。ハイテク半導体の禁輸措置を掛けられている中国系やロシア系企業に提供するという目論見とのこと。
エヌビディアの第1四半期の純利益は148億8,100億ドル(前年同期比7.3倍)で、日本円で約2.33兆円。トヨタの年間の税引き前利益が約5兆円だが、その半分近くを3カ月で叩き出しので、それと同列に他の半導体企業を買うわけにはいかないという見方が聞かれた。
米国でエヌビディアは買われたが、AMDなど他の半導体企業は売られたため、東証でもレーザーテックやアドバンテストが安い。
日本の長期金利が12年ぶりに1%を超えたため、東京建物(8804)など不動産株が値下がりとなっている。
一方、データセンターによる電力需要増加期待で北海道電力や関西電力が高い。

業種別下落率上位は証券、不動産、電機、鉱業、情報通信で、上昇率上位は電力ガス、海運、医薬品、ゴム、鉄鋼。(W)

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