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速報・市況2023年3月17日

☆[概況/2時] グロース株物色で上げ幅拡大

2時0分時点の日経平均は322円高の2万7,333円、TOPIXは22ポイント高の1,960ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,456、下落銘柄数は323。出来高は9億869万株、売買代金は2兆665億円。
グロース株が物色された影響で、後場の日経平均は上げ幅を拡大した。
米国の金融機関の貸出態度の厳格化を通じてディスインフレ圧力が加わると、長期金利が低下するため、グロース株が物色されると想定された。
レーザーテックや東京エレクトロン、キーエンス、ソシオネクストが買われた。
「楽楽精算」と「楽楽明細」を提供しているラクス(3923)は、2月にレンタルサーバー事業を譲渡し、成長分野に経営資源を集中する。札幌に続き、1月広島に営業所を新設し現地企業を開拓する。
業務改善プラットフォームの「キントーン」を提供しているサイボウズは4月から中央省庁職員の出向を受け入れ、製品を使いこなせる人材育てて省庁開拓につなげる構え。
ISIDはグループ内のコンサルティング会社2社を統合することで、即戦力となるコンサルタントが100~150人増加する予定で、昨年来高値を更新した。
一方、バリュー株の中山製鋼や合同製鉄は安い。

業種別上昇率上位は精密、空運、陸運、電機、医薬品で、下落率上位は石油、建設、鉄鋼、非鉄、電力ガス。(W)

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