TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] メガバンクも下落を脱し日経平均は4万8000円に接近
速報・市況2025年10月6日

☆[概況/2時] メガバンクも下落を脱し日経平均は4万8000円に接近

2時6分時点の日経平均は2,178円高の4万7,947円、TOPIXは99ポイント安の3,228ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,502、下落銘柄数は97。出来高は21億6,592万株、売買代金は5兆5,989億円。
高市新総裁の誕生でアベノミクスの再来が期待されているが、高市氏が麻生副総裁に配慮して日銀を攻撃しないだろうという見方もある。
日銀による利上げは後ズレしても実現するという見方から、メガバンクは下落を脱し、日経平均は2000円を超える上げ幅となり、4万8,000円に接近した。

立花証券は高市新総裁の政策の実現には、3つの壁が存在すると述べ、(1)少数与党、(2)日銀との関係、(3)米国との関係を挙げた。
今月下旬にトランプ大統領が来日するが、高市氏が国益を主張すれば関税交渉など一旦解決した懸案事項が再燃するリスクがある。一方で強硬な主張の多いトランプ大統領との友好ムードを強調すれば高市氏の主張の一貫性が問われることとなると指摘した。
ただし日本の防衛力強化はトランプ大統領の意向と高市氏の政策が合致すると解説している。

東京エレクトロンやNEC(6701)が買われ、三井不動産が高い。
五洋建設はみずほ証券による目標株価の引き上げが寄与した。

業種別上昇率上位は機械、電機、不動産、精密、輸送用機器で、下落業種はなし。(W)

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