2時5分時点の日経平均は317円高の3万1,465円、TOPIXは28ポイント高の2,177ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,652、下落銘柄数は153。出来高は8億8,145万株、売買代金は2兆3,603億円。
後場の日経平均は上げ幅を拡大した。
みずほ証券では、外国人投資家の大幅買い越しが継続している理由として、(1)ウォーレン・バフェット氏に次いで相対的に割安な日本株に着目した､(2)内需や企業業績の回復期待､(3)日本に賃金上昇とマイルドなインフレが定着するとの予想､(4)中国株を買い難いのでアジア株の中で日本株比重を増やしている､(5)東証のPBR1倍割れ対策に発したコーポレートガバナンス改善への評価などを挙げている。
電気自動車関連で調整していたニデックに買いが入り、内需株の日本製紙や住友不動産も上昇。
サカタインクス(4633)が年初来高値を更新した。生態系保護の観点に基づくPETボトルからアルミ缶への需要シフトに伴うメタルインキ(アルミ缶用インキ)が拡大している模様。
一方、半導体関連やシャープやそーせいが売られている。

業種別上昇率上位は紙パルプ、保険、輸送用機器、不動産、サービスで、下落は海運、空運。（W）