2時3分時点の日経平均は647円高の3万7,807円、TOPIXは47ポイント高の2,730ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,423、下落銘柄数は192。出来高は12億1,139万株、売買代金は2兆8,681億円。
欧州首脳が2日、国防費を増額することに大筋合意したことや、米国の国務長官はウクライナ次第で再び話し合いに応じる考えを示したことを受けて、後場の日経平均は上げ幅を拡大した。
さらに、米国の国防長官は国防総省に対し、ロシアに対するサイバー作戦を中止するよう命じたと報じられた。ロシアに融和的な姿勢を示し、ウクライナ情勢を巡る停戦交渉で譲歩を引き出す狙いがあるようだ。
サンケン電気(6707)がストップ高。ブルームバーグが、半導体デバイス開発を手掛ける米アレグロ・マイクロシステムズの買収に、同社より規模の大きい同業オン・セミコンダクターが関心を示していると報じ、アレグロの筆頭株主はサンケン電気で、持ち分比率は約32%と伝えた。
ラトニック米商務長官がメキシコとカナダの関税が25%未満になる可能性を示唆したと報じられ、トヨタやSUBARUが高い。
一方、キオクシアとソシオネクストは売られ、アドバンテストは小幅安。
業種別上昇率上位はサービス、輸送用機器、保険、証券、機械で、下落業種はなし。(W)