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速報・市況2025年7月9日

☆[概況/2時] 上昇。関税通告は最終決定ではないと見透かされ

2時0分時点の日経平均は100円高の3万9,787円、TOPIXは10ポイント高の2,827ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,338、下落銘柄数は253。出来高は13億1,634万株、売買代金は2兆8,341億円。
後場の日経平均は小幅高。
第一生命経済研究所は、トランプ大統領の発言内容が変わるから、市場では関税25%の通告が最終決定ではないと見透かしていることや、8月1日の期限も延長されるだろうと推測している。
日銀の追加利上げがいくらか遅れるという予想で円安になっているが、その場合、輸入インフレの上昇が代償となると指摘。
トランプ大統領が欲しいのは中間選挙に向けたアピールなので、日本の自動車メーカーの追加的な工場進出があれば満足するだろうが、日本にとって有益かどうかはわからないと述べている。
トランプ大統領は医薬品には1年超の猶予期間を設けたうえで200%の追加関税を課すと述べたが、訂正してくるという予想からか第一三共やアステラス製薬は買われている。
信越化学は3日続落。

業種別上昇率上位は石油、鉱業、ノンバンク、海運、証券で、下落は非鉄、その他製品、電力ガス、機械、情報通信。(W)

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