TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 下げ幅拡大。大型法案に一部の共和党議員も反対。トランプ政権が国外送金に課税法案検討中も警戒要因
速報・市況2025年6月5日

☆[概況/2時] 下げ幅拡大。大型法案に一部の共和党議員も反対。トランプ政権が国外送金に課税法案検討中も警戒要因

2時1分時点の日経平均は192円安の3万7,555円、TOPIXは29ポイント安の2,756ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は529、下落銘柄数は1,038。出来高は11億169万株、売買代金は2兆8,364億円。
後場の日経平均は下げ幅を拡大した。
米国下院は5月22日に、減税や歳出削減、債務上限引き上げなどをまとめた「大きく美しい1つの法案(One, Big, Beautiful Bill Act)」を僅差で可決したが、上院では一部の共和党議員が反対票を投じると報じられた。
輸入関税が引き上げられ、販売価格に転嫁されているが、大型減税が成立しないと米国の消費者の負担が増すだけと警戒されている。
その他、トランプ政権が国外への送金に課税する法案を検討中という報道も警戒された。
三井住友やホンダ、商船三井が下げ幅を拡大。
オムロンが年初来安値を更新。
積水ハウス(1928)は第1四半期が営業減益だったことで売られた。
データセンター関連のフジクラとさくらインターネットは買われた。

業種別下落率上位は海運、輸送用機器、石油、銀行、サービスで、上昇は金属、陸運、倉庫運輸。(W)

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