2時0分時点の日経平均は627円安の3万9,266円、TOPIXは32ポイント安の2,752ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は406、下落銘柄数は1,198。出来高は13億6,352万株、売買代金は3兆61億円。
日経平均は下げ幅を拡大。
バイデン大統領が3日に日本製鉄によるUSスチールの買収計画に対して中止命令を出した。
野村総研のエコノミストの木内氏は、この買収が米国の安全保障のリスクを高めるとは考えにくく、老舗企業が外資に買われることえの国民の抵抗感に配慮したのだろうと見ている。
仮に欧州企業による買収計画であればバイデン大統領は阻止しなかった可能性が考えられるとも指摘した。
米国第一主義への警戒感から、米国売上高比率の高いトヨタも売られた。
中国関連の宮越HD(6620)が大幅安。中国経済への不安や米中関係への警戒感で、6日午前の上海株は4日続落となっている。
一方、TOWAは昨年の下落率が大きかったため、リバーサルの観点から大幅高となっている。
業種別下落率上位は輸送用機器、サービス、その他製品、小売、食品で、上昇は鉱業、海運、石油、紙パルプ。(W)