TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 円高となりやや弱含んだ。不動産株は上昇
速報・市況2023年1月26日

☆[概況/2時] 円高となりやや弱含んだ。不動産株は上昇

2時6分現在の日経平均は59円安の2万7,335円、TOPIXは3ポイント安の1,977ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は743、下落銘柄数は967。出来高は6億6,852万株、売買代金は1兆7,319億円。
カナダ銀行が25日に8会合連続で利上げを発表したが、利上げ幅を前回の0.5%から今回は0.25%に縮小し、次回の利上げ停止を示唆した。
これを受けて、米国FOMCも1月31日から2月1日に開催されるFOMCで利上げ幅を縮小するという思惑からドルが売られ、円高となったため、日経平均はやや弱含んだ。
三菱UFJが売られ、ソシオネクストは8日ぶりに反落。
インバウンド関連の寿スピリッツも売られた。
一方、野村不動産(3231)や東急不動産が買われた。円安一服により原材料価格上昇は落ち着きつきつつあり、粗利率低下にも歯止めがかかる可能性があることや、賃上げ施策などにより住宅需要が支えられる可能性があることが期待されている。

業種別下落率上位は海運、電機、石油、機械、金属で、上昇率上位は不動産、その他製品、精密、水産農林、倉庫運輸。(W)

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