TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 前場はトランプ大統領の発言で下げ幅を縮めたが後場は再び下向き
速報・市況2025年1月28日

☆[概況/2時] 前場はトランプ大統領の発言で下げ幅を縮めたが後場は再び下向き

2時13分時点の日経平均は536円安の3万9,026円、TOPIXは2ポイント安の2,756ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,037、下落銘柄数は560。出来高は14億2,929万株、売買代金は3兆6,847億円。
トランプ大統領が、中国の人工知能(AI)企業である「DeepSeek」の低コスト生成AIモデルについて「安価な方法があるのはよいことだ」と評価したことを受けて、前場の日経平均は下げ幅を縮めた。
米国に余裕のある態度を見せることで「米国の優位性が失われる」という不安を打ち消そうとした推測されている。
だが、後場の日経平均は再び下向きとなった。
DeepSeekは先端半導体を使わなくても、AIを訓練する方法を工夫することで米国の最先端AIと同等の機能するAIが開発可能であることを示したため、ハイパースケーラー(大規模なデータセンター)が巨額の投資を行うことで成り立っていたAI供給チェーン全体の投資論が崩れる可能性があると警戒されている。
アドバンテストやフジクラ、三菱重工、日立が安い。
神奈川中央交通(9081)が後場、昨年来高値を更新した。

業種別下落率上位は非鉄、ガラス土石、電機、機械、電力ガスで、上昇率上位はその他製品、不動産、銀行、空運、陸運。(W)

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