TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 後場は一時5万円割れ。半導体関連が売られ、内需株が買われた
速報・市況2025年12月15日

☆[概況/2時] 後場は一時5万円割れ。半導体関連が売られ、内需株が買われた

2時0分時点の日経平均は617円安の5万222円、TOPIXは5ポイント高の3,429ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,190、下落銘柄数は377。出来高は16億527万株、売買代金は3兆4,788億円。
日経平均は一時5万円を割り込んだ。
11月25日にグーグルの親会社であるアルファベットは、自社開発のAIチップ「Tensor Processing Unit(TPU)」を、メタプラットフォームに外販する協議を行っていると発表した。
11月30日にオープンAIは、グーグルのTPUという選択肢を示し、エヌビディアからの調達コストを約30%圧縮することに成功した。
エヌビディアの独占が崩れることにより、これまでの驚異的な大幅増益の継続が難しくなるという見方から、東証ではアドバンテスト(6857)などの半導体関連が下落している。
一方、内需株物色でJR東日本やFOOL&LIFE、神戸物産が高い。
コスモエネルギーHDが年初来高値を更新した。SMBC日興証券では第3四半期決算での自社株買い発表の期待が織り込まれ始めたとみて、目標株価を5,000円→5,200円に引き上げた。

業種別下落率上位は非鉄、鉄鋼、電機、機械、その他製品で、上昇率上位は陸運、輸送用機器、小売、保険、サービス。(W)

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