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速報・市況2025年7月17日

☆[概況/2時] 悪い円安という見方から上値抑制

2時8分時点の日経平均は76円高の3万9,739円、TOPIXは15ポイント高の2,834ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,116、下落銘柄数は438。出来高は10億8,436万株、売買代金は2兆6,982億円。
FRB議長解任騒動でドルが急落したが、その後、買い戻しが入り、円高から円安に戻したため、後場の日経平均は一時116円高となった。
だが、円安は、参院選で与党が過半数を割り込むと野党の主張する消費税減税や積極財政により財政赤字拡大を招き、日本の格付けが引き下げられるという読みも影響しているという見方から、「悪い円安」が意識され、日経平均の上昇は抑制された。
ソニーグループやNEC、SUMCOが買われ、ベイカレントが高い。
6月の貿易統計で自動車の対米輸出額は前年同月比26.7%減だったため、マツダ(7261)やSUBARUが安い。

業種別上昇率上位はその他製品、医薬品、サービス、保険、倉庫運輸で、下落率上位は鉱業、鉄鋼、石油、繊維、小売。(W)

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