2時0分時点の日経平均は21,402.75円の131.58円高、TOPIXは1,546.48ポイントの11.75ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,222、値下がり銘柄数は853。出来高は12億1,293万株、売買代金は1兆9,534億円。
ニューヨーク州のクオモ知事が26日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた経済の活性化や雇用創出に向け、大規模インフラ事業を「今こそやる時だ」と述べ、計画中の事業を加速させる方針を表明した。27日にトランプ大統領と会談し、インフラ支援を含め協議する。
このニュースで時間外取引のNYダウ先物が上昇し、日経平均も上げ幅を拡大した。
アステラス製薬(4503)はゴールドマン・サックスが投資判断を「買い」に引き上げたことで高い。
オムロンは野村証券が今後数カ年で最も企業価値が向上する機械銘柄の一つと述べ、目標株価を引き上げたことが好感された。
企業が広告活動を積極化させるという期待から電通も高い。
日機装は深紫外線LEDによる新型コロナウイルスの不活性化試験を宮崎大学医学部の共同研究講座で実施し、有効性を確認したと発表したため、大幅高となった。
一方、ネットワンシステムズや日本ユニシス、SCSKといった情報化関連株が安く、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のベイカレントも利益確定の売りに押された。
業種別上昇率上位は証券、銀行、保険、鉄鋼、海運で、下落率上位は空運、陸運、不動産、情報通信、その他製品。