2時0分時点の日経平均は296円安の3万8,586円、TOPIXは12ポイント安の2,795ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は680、下落銘柄数は873。出来高は9億7,955万株、売買代金は2兆5,193億円。
イランがホルムズ海峡を封鎖すると、イラン自身の輸出を妨げることやサウジアラビアなどの湾岸産油国と中国などの消費国の反発を招くため、体制の存亡の危機にならないと選択されないだろうという見方がある。
なお、日本総研ではホルムズ海峡が封鎖された場合は、原油価格が1バレル=140ドル程度と現状の2倍程度となり、日本の電力ガスや製造業を中心に減産圧力が高まるため、日本のGDPは3%弱程度下押しされる可能性があると予想している。
ENEOSなどの石油株は下落している。ホルムズ海峡の封鎖はないとみているのか、それとも封鎖された場合には原油輸入業務に支障を来すという見方が働いているのかは不明。
トレンドマイクロや太陽誘電、ペプチドリームが安い。
サンリオはアニメ制作のIGポートと資本業務提携を発表したため、サンリオのキャラクターのアニメ化で海外での知名度が高まると期待された。
大幸薬品(4574)は国立感染症研究所との共同研究により、正露丸の主成分「木(もく)クレオソート」に、魚介類に寄生するアニサキスの運動を抑制する働きがあることを、動物実験で確認したことで大幅高となった。
業種別下落率上位は石油、医薬品、金属、輸送用機器、電機で、上昇率上位は鉄鋼、陸運、水産農林、空運、小売。(W)