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速報・市況2022年8月19日

☆[概況/2時] 週末の手控えと来週後半の米ジャクソンホール会議を控え、様子見姿勢

2時2分時点の日経平均は10円安の2万8,931円、TOPIXは4ポイント高の1,994ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,139、下落銘柄数は613。出来高は7億3,352万株、売買代金は1兆7,245億円。
米国のジャクソンホールで来週25日(木)~27日(土)にがカンザスシティ連銀主催の経済シンポジウムが開催され、パウエルFRB議長が26日の日本時間23時から講演する。
7月26日~27日に開催されたFOMC議事要旨が8月17日に公表され、「ある時点で利上げペースを減速することが適切になる」との認識が示された。
だが、第一生命経済研究所では、現在の米国金利は「ちょっと下がり過ぎ」という認識がFRB内部で共有されている可能性があり、ジャクソンホール会議でのFRB議長の講演は、景気後退リスクよりもインフレ退治を優先させる姿勢を示し、幾分タカ派になるだろうと予想している。

ジャクソンホール会議までは様子見姿勢が続くという見方や週末の手控えもあり、日経平均はもみ合いとなっている。
ソニーグループや新光電工、ディスコや三井松島が買われ、レーザーテックやファーストリテイリング、第一三共や大阪チタニウムは安い。

業種別上昇率上位は鉱業、石油、紙パルプ、非鉄、電機で、下落率上位は医薬品、サービス、その他製品、倉庫運輸、情報通信。(W)

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