2時2分時点の日経平均は223円高の4万8,170円、TOPIXは9ポイント高の3,236ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は947、下落銘柄数は610。出来高は16億9,387万株、売買代金は4兆4,474億円。
BNPパリバ証券では、財務大臣ポストに国民民主党の玉木代表が就任することはそれほど可能性が高いとは言えないのかもしれないと解説している。
国民民主党は消費税減税も掲げているが、政権入りすれば、現実路線に向かわざるを得なくなり、消費税減税の要求などは取り下げることになるかもしれない。
その結果、次第に存在感を失って、埋没するリスクがある。
それよりも、少数与党である自公政権に、閣外から様々な要求を呑ませていく方が、党勢の拡大、および次の選挙にもプラスに働くのではないかという考えもあるだろう。
また、支持母体である連合の芳野友子会長は、国民民主党の連立入りを「あり得ない」と強くけん制していると解説した。
日経平均は過熱警戒からやや上げ幅を縮めた。
10月3日に上期業績予想を上方修正し、6日にストップ高となった古野電気(6814)が続伸し、堅調度合いを増した。
サムコ(6387)はALD(原子層堆積)装置がペロブスカイト太陽電池の製造工程で用いられるため、高市関連として大幅高。
量子コンピューター関連のフィックスターズも高市関連として続伸。
一方、トレンドマイクロは利食い売りに押された。
業種別上昇率上位は非鉄、鉄鋼、鉱業、電力ガス、空運で、下落はノンバンク、小売、サービス、保険、銀行。(W)