TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 韓国では来年からKOSDAQ上場廃止要件を段階的に補強する
速報・市況2025年12月29日

☆[概況/2時] 韓国では来年からKOSDAQ上場廃止要件を段階的に補強する

2時9分時点の日経平均は211円安の5万536円、TOPIXは2ポイント高の3,425ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は849、下落銘柄数は694。出来高は10億3,417万株、売買代金は2兆6,190億円。
日経平均は年末で手控えムードだが、韓国株は好調となっている。
韓国はサムスン電子とSKハイニックスの寄与により、韓国総合指数は今年75%上昇した。
NYダウ14.5%、ナスダック22%、日経平均26%の上昇率と比べて格段に大きい。
そして、本日の韓国総合指数は1.9%の上昇率。
KOSDAQ市場では今年38社が上場廃止となり、これまでの3年間より2.5倍多かった。取引所で上場廃止審議段階をこれまでの3審制から2審制に減らした影響が大きかった。いわゆる「ゾンビ企業」を速やかに整理するという趣旨だ。
そして、来年からKOSDAQ上場廃止要件を段階的に補強する。現在は時価総額40億ウォンを超えれば廃止を免れるが、来年には150億ウォン、2027年には200億ウォン、2028年には300億ウォンを超えなければならない。
韓国企業が筋肉質の企業体質になることや、株主還元の強化で株高を目指すことが期待されている。

東証ではアドバンテストやファーストリテイリングが売られ、中外製薬が安い。
一方、フィジカルAI関連のファナック(6954)が買われている。
三井物産も高い。

業種別下落率上位は鉱業、ゴム、医薬品、食品、その他製品で、上昇率上位は非鉄、卸売、鉄鋼、証券、海運。(W)

関連記事