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速報・市況2025年11月14日

☆[概況/2時] 韓国株の下げが目立つ

2時7分時点の日経平均は893円安の5万388円、TOPIXは32ポイント安の3,349ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は583、下落銘柄数は965。出来高は17億9,745万株、売買代金は4兆7,211億円。
9月に入ってからの直近高値までの上昇率は日経平均の22%に対して、韓国総合株価指数(KOSPI)は32%とさらに高かった。
韓国株が買われたのは、サムスン電子とSKハイニックスのAI向け半導体への期待に加えて、米国による対中関税の引き下げで、米国と中国に輸出している韓国の半導体産業と自動車産業に恩恵をもたらすと期待されたことが寄与した。

ただ、その反動で本日の韓国株は3%を超える下げ幅となっている。
銅箔積層板がエヌビディアに使用されている斗山やHBM(広帯域メモリー)をエヌビディアに供給しているSKハイニックスが安い。

日本株もソフトバンクグループやフジクラ、アドバンテストなどのAI・半導体関連が売られている。
ただ、三井金属は下げ渋りを見せた。
ワイエイシイHD(6298)は自社株買いと累進配当の導入でストップ高。

業種別下落率上位は非鉄、電機、機械、情報通信、電力ガスで、上昇率上位は繊維、鉱業、不動産、石油、倉庫運輸。(W)

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