TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 3万9,400円前後で膠着状態。BNPパリバでは日銀が3カ月に一度の利上げを行うスタンスを見せ始めると…と解説
速報・市況2024年4月11日

☆[概況/2時] 3万9,400円前後で膠着状態。BNPパリバでは日銀が3カ月に一度の利上げを行うスタンスを見せ始めると…と解説

2時2分時点の日経平均は164円安の3万9,418円、TOPIXは5ポイント高の2,748ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は722、下落銘柄数は851。出来高は11億5,742万株、売買代金は2兆9,861億円。
後場の日経平均は3万9,400円前後で膠着状態。
BNPパリバ証券では、日銀の次回の利上げは9月と予想している。
そして、その後も3カ月に一度の利上げを続けて、中立金利の下限(1%程度と推測)あたりまで政策金利を引き上げた上で、一旦、様子見を行うと想定している。
ただ、日本銀行が3カ月に一度の利上げを行うスタンスを見せ始めると、想定されるターミナルレートが一気に上昇し、金融市場が混乱するリスクがあるため、為替が多少円安に振れたからと言って、安易に利上げを7月に前倒しすることはないだろうと解説している。
なお、インフレリスクの大きな高まりがなければ、当面は、6カ月に一度というスタンスで日銀は利上げに臨んで行くだろうと補足している。

後場は東京エレクトロンやセブン&アイ、三菱地所、イオン、日産自動車が安く、M&A総研が下げ幅を拡大した。
一方、データセンターの電力需要増加を受けたパワーグリッドの増強で恩恵を受ける日立は高値を保ち、電気工事の関電工ときんでん(1944)が上げ幅を拡大した。

業種別下落率上位は不動産、精密、小売、サービス、その他製品で、上昇率上位は鉱業、電力ガス、石油、銀行、非鉄。(W)

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