2時11分時点の日経平均は797円高の5万100円、TOPIXは3ポイント高の3,344ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は545、下落銘柄数は1,006。出来高は14億6,983万株、売買代金は3兆6,635億円。
米アルファベット傘下グーグルや米アマゾン・ドット・コムが出資する人工知能(AI)新興企業アンソロピックが早ければ来年にも新規株式公開(IPO)を実施する計画で、準備のため法律事務所ウィルソン・ソンシニを起用したと英フィナンシャル・タイムズが報じた。
AI関連にとってにぎわう材料と受け止められ、後場の日経平均は上げ幅を拡大し、5万円乗せで取引されている。
ソフトバンクグループやアドバンテスト、データセンター関連の住友電工が買われ、半導体パッケージ向け極薄銅箔やAIサーバー向け電解銅箔の三井金属は大和証券が引き上げた。
日本電気硝子が低誘電ガラスファイバの販売を開始したため、競合の登場で日東紡(3110)は続落となった。
業種別上昇率上位は非鉄、情報通信、サービス、電機、機械で、下落率上位は小売、銀行、電力ガス、陸運、食品。(W)
