1月22日の米国株式市場でNYダウは続落。上院で共和党が権限分担に関する合意に難色を示しており、バイデン大統領が求めている閣僚人事案や新型コロナウイルス救済法案の早期可決が不透明な情勢と報じられたことが影を落とした。
IBMは10~12月期の売上高がアナリスト予想に届かず売られ、インテルの決算はアナリスト予想を上回ったが、7ナノ製造をファウンドリ(半導体受託製造)に委託するかどうかの発表を延期したことで下落した。
ナスダックは4日続伸。アップルやAMD、プラグパワーが買われた。
NYダウ工業平均は前日比179.03ドル安(0.57%安)の30,996.98ドル。ナスダック総合指数は前日比12.15ポイント高(0.09%高)の13,543.06。S&P500指数は前日比11.60ポイント安(0.30%安)の3,841.47。
NYダウ採用銘柄はIBMやインテル、ユナイテッドヘルスなどが売られ、ホームデポやセールスフォース、アップルなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は19銘柄、上昇は11銘柄。