10月5日の米国株式市場は3日ぶりに小反落。
9月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が20万8千人増加となり、市場予想の20万人を上回り、8月も13万2千人増加から18万5千人増加へと上方修正された。
雇用拡大による賃金インフレ圧力が続くという見方で、FRBの大幅利上げ鈍化期待が後退したため、NYダウは序盤に429ドル安(2万9,886ドル)となった。
9月のISM非製造業景況指数が56.7と8月の56.9から小幅低下したが、市場予想の56.0までは低下しなかった。
NYダウは3万ドル割れの水準では押し目買いが入り、下げ幅を縮め、終盤に138ドル高(3万454ドル)となったが、取引終了にかけて値を消した。
ゴールドマン・サックスはアトランティック・エクイティが投資判断を「アンダーウェート」に引き下げたことで売られた。投資銀行業務の低迷に加え、株式市場の低迷が銀行やトレーディング、資産運用の収益を圧迫していると予想。
景気敏感株のフェデックスも売られた。
一方、OPECプラスの減産決定でエクソン・モービルは上昇。
ナスダックではテスラは反落し、ソーラー発電用のマイクロインバータのエンフェーズ・エナジーが大幅安となった。
NYダウ工業平均は前日比42ドル(0.14%)安の30,273ドル。ナスダック総合指数は前日比27ポイント(0.25%)安の11,148。S&P500指数は前日比7ポイント(0.20%)安の3,783。
NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、ダウケミカルなどが売られ、ナイキやビザ、ユナイテッドヘルスなどが買われた。上昇は12銘柄、下落は17銘柄。
