12月15日の米国株式市場は反発。
FOMCは11月から始めたテーパリング(量的緩和の縮小)の減額幅を月額150億ドルから月額300億ドルに加速させることを決定した。
これにより、新規の債券買い入れプログラムは従来想定より3カ月早く来年3月に終了する見通し。
そして、FOMCメンバーによる金利予測の中央値では、2022年に0.25%ずつ3回の利上げを行うことが適切と見ていることが示された。
だが、こうしたFOMCの結果は想定されていた内容だったため、イベント通過を受けて、米国株式市場は反発し、パウエルFRB議長が会見で、米国経済は最大限の雇用に向けて急速に進展していると発言したことで上げ幅を拡大した。
ファイザーは格付け会社のムーディーズが格付け見通しを「ステーブル」から「ポジティブ」に引き上げたことで買われた。新型コロナウイルスワクチンの好調な販売が続いていることから財務の柔軟性が高まる見通しが理由。
イーライ・リリーは業績上方修正が好感された。
ナスダックではエヌビディアとAMDが高い。
NYダウ工業平均は前日比383ドル(1.08%)高の35,927ドル。ナスダック総合指数は前日比327ポイント(2.15%)高の15,565。S&P500指数は前日比75ポイント(1.63%)高の4,709。
NYダウ採用銘柄はシスコシステムズやユナイテッドヘルス、アップルなどが買われ、ナイキ、JPモルガン・チェース、シェブロンなどは売られた。上昇は23銘柄、下落は7銘柄。
