2月17日の米国株式市場でNYダウは3日続伸。1月の小売売上高が季節調整済みで前月比5.3%増と市場予想の1.1%増を上回ったことが好感された。
通信大手のベライゾン・コミュニケーションズと石油大手シェブロンは、著名投資家ウォーレン・バフェット率いる投資会社のバークシャー・ハザウェイによる株式保有が判明したことで上昇した。
一方、アップルはバークシャーが保有株を減らしたことで下落した。
ナスダックは続落。
記録的な寒波に電力供給が間に合わず、テキサス州などで大規模な計画停電が始まった影響で、NXPセミコンダクターズは工場生産を休止したため下落した。
NYダウ工業平均は前日比90.27ドル高(0.29%高)の31,613.02ドル。ナスダック総合指数は前日比82.00ポイント安(0.58%安)の13,965.50。S&P500指数は前日比1.26ポイント安(0.03%安)の3,931.33。
NYダウ採用銘柄はベライゾン、シェブロン、ホームデポなどが買われ、アップルやアメリカン・エキスプレス、インテルなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は17銘柄、下落は13銘柄。