TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆2月19日の米国株式市場は、NYダウ0.00%高、ナスダック0.07%高、S&P500 0.19%安
概況/米国市場2021年2月20日

☆2月19日の米国株式市場は、NYダウ0.00%高、ナスダック0.07%高、S&P500 0.19%安

米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンが、1回目の接種後4週間に発症例を大幅に減らしたことが報告され、2月19日のNYダウは一時154ドル高となったが、週末のポジション調整に押されて、もみ合いとなった。

昨年9月に上場したビッグデータ解析のパランティア・テクノロジーズは、2月18日にロックアップ期間が終了することで下落していたが、19日は悪材料出尽くし期待で買われた。
その他、追加経済対策期待でボーイングや農機具のディーアが高い。
一方、ビザや電気自動車向けバッテリーメーカーのクアンタムスケープは売られた。

ナスダックも買い一巡後は伸び悩み、もみ合いとなった。
アプライド・ マテリアルズは決算がアナリスト予想を上回ったことで買われ、マイクロンテクノロジーやラムリサーチなど他の半導体関連の株価にも好影響を与えた。
半面、追加経済対策による国債増発観測で長期金利が1.34%(前日比0.05%高)となったため、高
PER銘柄のアマゾンは売られ、フェイスブックも安い。

NYダウ工業平均は前日比0.98ドル高(0.00%高)の31,494.32ドル。ナスダック総合指数は前日比9.11ポイント高(0.07%高)の13,874.47。S&P500指数は前日比7.26ポイント安(0.19%安)の3,906.71。   

NYダウ採用銘柄はキャタピラー、ダウ、ボーイングなどが上昇し、ビザやナイキ、P&Gなどが下落した。指数を構成する30銘柄中、上昇は12銘柄、下落は18銘柄。

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