2月5日の米国株式市場でNYダウは5日続伸
1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比4万9千人増と、市場予想の5万人増を下回ったが、バイデン大統領が新型コロナウイルス経済対策について小規模過ぎることが最大のリスクと述べ、大型財政出動の必要性を訴えたことが好感された。
ジョンソン&ジョンソンは傘下のヤンセン・バイオテックの新型コロナウイルスワクチンを食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請したと発表したことで買われた。
ゲームストップはロビンフッドが取引制限を解除したことで反発した。
ナスダックは続伸。ズームビデオが買われた。
オキュゲンは、インドの製薬会社バーラト・バイオテックが開発した新型コロナウイルスワクチン「コバクシン」の米国での展開で連携することで続伸となった。
NYダウ工業平均は前日比92.38ドル高(0.30%高)の31,148.24ドル。ナスダック総合指数は前日比78.55ポイント高(0.57%高)の13,856.30。S&P500指数は前日比15.09ポイント高(0.39%高)の3,886.83。
NYダウ採用銘柄はナイキ、シスコシステムズ、ダウなどが買われ、ユナイテッドヘルスやボーイング、インテルなどは売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は21銘柄、下落は9銘柄。