2月27日に食品医薬品局(FDA)がジョンソン・エンド・ジョンソンの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可したことや、10年債利回りが落ち着いた動きを示したことが好感され、3月1日の米国株式市場でNYダウは3日ぶりに反発した。
2月のISM製造業景況指数は60.8と、市場予想の58.8を上回ったが、10年債利回りは1.42%と前日比0.01%の上昇にとどまった。
ボーイングはユナイテッド航空から小型機「737MAX」を追加受注したことで買われた。
アップルは米国内の270全店舗が営業を再開したと発表したことで高い。
ナスダックは続伸し、テスラやアップル、ズーム・ビデオが買われた。
NYダウ工業平均は前日比603.14ドル高(1.95%高)の31,535.51ドル。ナスダック総合指数は前日比396.48ポイント高(3.01%高)の13,588.83。S&P500指数は前日比90.67ポイント高(2.38%高)の3,901.82。
NYダウ採用銘柄はボーイング、アップル、ダウが上昇率上位で、値下がりはメルクとウォルグリーンの2銘柄のみ。