3月19日の米国株式市場は反発した。
14日までの週の失業保険申請件数が前週比7万件増の28万1千件と市場予想の22万件を上回ったことを受けて、NYダウは一時721ドル安となったが、トランプ大統領が新型コロナウイルスで不振にあえぐ航空、クルーズ船、ホテルに対し政府出資を検討し、中小企業も支援すると述べたため、切り返した。

NYダウ工業平均は前日比188.27ドル高(0.95％高)の20,087.19ドル。ナスダック総合指数は前日比160.73ポイント高(2.30％高)の7,150.58。S＆P500指数は前日比11.29ポイント高(0.47％高)の2,409.39。

NYダウ採用銘柄はマクドナルド、ディズニー、ゴールドマン・サックスなどが買われ、ウォルグリーンやコカコーラ、ファイザーなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は18銘柄、下落は12銘柄。