中国政府が香港に国家安全法を導入する計画が米中の緊張を高めているため、5月22日のNYダウは一時180ドル安となったが、ワクチン開発への期待や米国の経済活動再開の動きが下支え要因となり、終盤に下げ渋りを見せた。ナスダックは中盤にプラス圏に浮上した。

NYダウ工業平均は前日比8.96ドル安(0.04％安)の24,465.16ドル。ナスダック総合指数は前日比39.71ポイント高(0.43％高)の9,324.59。S＆P500指数は前日比6.94ポイント高(0.24％高)の2,955.45。

NYダウ採用銘柄はシェブロンやキャタピラー、ボーイングなどが売られ、ユナイテッドヘルスやトラベラーズ、P＆Gなどは買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は15銘柄、上昇は15銘柄。