5月26日の米国株式市場では、ワクチン接種による正常化期待からNYダウは前半反発したが、高値圏にあるため利益確定の売りが出て、終盤もみ合いとなった。
こうした中、トレーダーのチャットルーム「WallStreetBets」などで推奨されたAMCエンターテインメントとゲームストップが急騰した。
アマゾンが薬局の実店舗展開を検討していると報じられ、薬局チェーンのウォルグリーンは売られた。
ナスダックは反発。テスラやフィットネス関連機器のペロトン・インタラクティブが買われた。アマゾンは伸び悩んだ。
NYダウ工業平均は前日比10ドル(0.03%)高の34,323ドル。ナスダック総合指数は前日比80ポイント(0.59%)高の13,738。S&P500指数は前日比7ポイント(0.19%)高の4,195。
NYダウ採用銘柄はナイキやセールスフォース、ゴールドマン・サックスなどが買われ、ウォルグリーンやアムジェン、ビザは売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は16銘柄、下落は14銘柄。