5月4日の米国株式市場でNYダウは反落していたが、取引終了にかけて小幅続伸となった。
ナスダックは3日続落。
イエレン財務長官が、バイデン政権の投資計画に伴い、「経済が過熱しないように幾分かの利上げが必要となるかもしれない」と述べたため、高PER銘柄のハイテク株が売られた。
ただし、「予測でも推奨でもない」と補足したため、NYダウは持ち直した。
NYダウ工業平均は前日比19.80ドル高(0.06%高)の34,133.03ドル。ナスダック総合指数は前日比261.62ポイント安(1.88%安)の13,633.50。S&P500指数は前日比28.00ポイント安(0.67%安)の4,164.66。
NYダウ採用銘柄はダウケミカルやキャタピラー、ジョンソン&ジョンソンなどが買われ、アップルやセールスフォース、マイクロソフトが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は14銘柄、下落は16銘柄。