6月17日の米国株式市場でNYダウは4日ぶりに反落。テキサス州やフロリダ州で新型コロナウイルス感染症の入院患者が増加傾向にあると報じられたため、経済活動再開の動きが抑制されるという懸念から、
週間の石油在庫統計で市場予想の350万バレル減少に反して120万バレル増加したため原油先物が反落し、石油株や金融株が売られた。
ナスダックは伸び悩んだが辛うじて4日続伸となった。巣ごもり消費で恩恵を受けている動画配信サービスのネットフリックスや代替肉のビヨンドミートが高い。
NYダウ工業平均は前日比170.37ドル安(0.65%安)の26,119.61ドル。ナスダック総合指数は前日比14.66ポイント高(0.15%高)の9,910.53。S&P500指数は前日比11.25ポイント安(0.36%安)の3,113.49。
NYダウ採用銘柄はエクソンモービルやシェブロン、ボーイングなどが売られ、ファイザーやホームデポ、ビザなどが小幅高となった。指数を構成する30銘柄中、下落は22銘柄、上昇は7銘柄。