6月26日の米国株式市場は反落した。
テキサス州とフロリダ州は新型コロナウイルス感染の急増を踏まえ、バーの営業停止やレストランの入店制限強化などを命じた。
その他、ポンペオ国務長官が香港の「高度な自治」を抑圧した疑いなどのある中国共産党当局者らに対し、ビザ(査証)の発給を制限する制裁を科すと発表した。
これに対し、ウォール・ストリート・ジャーナルでは、中国が聖域とみなす問題に対して米国が圧力を掛ければ、「第1段階」の貿易合意で対象となった農産物など米国製品の購入をリスクにさらしかねないという警告を中国が発し始めたと報じた。
NYダウ工業平均は前日比730.05ドル安(2.84%安)の25,015.55ドル。ナスダック総合指数は前日比259.78ポイント安(2.59%安)の9,757.22。S&P500指数は前日比74.71ポイント安(2.42%安)の3,009.05。
NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが反落し、ナイキは3~5月期が赤字だったことで売られた。上昇はシスコシステムズのみ。