TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  ☆6月3日の米国株式市場は、NYダウ0.07%安、ナスダック1.03%安、S&P500 0.36%安
概況/米国市場2021年6月4日

☆6月3日の米国株式市場は、NYダウ0.07%安、ナスダック1.03%安、S&P500 0.36%安

6月3日の米国株式市場でNYダウは6日ぶりに反落。
ADP全米雇用報告で5月の民間部門雇用者数が97万8千人増と市場予想の65万人増を上回った。
週間の新規失業保険申請件数も38万5千件と前週の40万5千件から改善し、市場予想の39万件を下回った。
雇用改善を受け、量的緩和の縮小開始議論が始まるという見方から、NYダウは売り先行で始まり、取引開始直後に265ドル安を付けた。
だが、バイデン大統領がインフラ投資計画の合意を共和党から得るため、法人税28%の案を撤回し、15%に設定することを提案したと報じられたため、NYダウは小幅高に戻し、もみ合い商状が続いた。
そして、翌日の雇用統計発表を控え、最後は小反落で取引を終えた。

AMCエンターテインメントが反落し、ボーイングやセールスフォース、メルクが売られた。フォードやGM、ゴールドマン・サックスは上昇。

ナスダックは反落。テスラや半導体関連のAMDとインテル、マイクロンが安い。
電気自動車メーカーのワークホースグループは買われた。

NYダウ工業平均は前日比23ドル(0.07%)安の34,577ドル。ナスダック総合指数は前日比141ポイント(1.03%)安の13,614。S&P500指数は前日比15ポイント(0.36%)安の4,192。   

NYダウ採用銘柄はインテル、ボーイング、セールスフォースなどが売られ、ダウケミカルやメルク、P&Gは上昇。指数を構成する30銘柄中、下落は13銘柄、上昇は16銘柄。

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