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概況/米国市場2021年6月9日

☆6月8日の米国株式市場は、NYダウ0.09%安、ナスダック0.31%高、S&P500 0.02%高

6月8日の米国株式市場でNYダウは続落。
10日発表の5月の消費者物価指数を控えていることや手掛かり材料難が影響したが、長期金利が0.04%低下し、1.53%となったため、下値は限られた。

金利低下でバンク・オブ・アメリカなどの金融株はさえなかった。

一方、ブリンケン国務長官が「イランと関係国の核合意が復活しても、多くの経済制裁は継続されるだろう」と述べたため、イラン産原油の禁輸解除が遅れるという見方からNY原油先物が反発し、エクソンモービルやペトロブラスは買われた。

ナスダックは3日続伸。医療保険会社のクローバー・ヘルスは、オンライン掲示板レディットで空売りの買い戻しによる踏み上げ(ショートスクイーズ)の可能性が話題となり、大幅続伸となった。

アルツハイマー病治療薬のバイオジェンは利食い売りで小反落となった。

NYダウ工業平均は前日比30ドル(0.09%)安の34,599ドル。ナスダック総合指数は前日比43ポイント(0.31%)高の13,924。S&P500指数は前日比0.7ポイント(0.02%)高の4,227。   

NYダウ採用銘柄はP&G、ウォルグリーン、ゴールドマン・サックスなどが売られ、シェブロンやハネウェル、IBMなどは買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は17銘柄、上昇は13銘柄。

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